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注文住宅の床材選び①〜種類と特徴〜

2022.12.05

注文住宅の床材選び①〜種類と特徴〜

こんにちは!
やまなし家みつかる おうちアドバイザーの土井です。
お家の建築をお願いする住宅会社を決定したあと、
どんなお家を建てていくのか打ち合わせを進めていきます。
その中でも床は面積が広いため、床材の選び方によって部屋の雰囲気が大きく左右されます。
また、床材には様々な種類があり、
機能性や耐久性によってどの空間に使うかを決めていくことが大切です。


今回は、床材の主な種類やそれぞれの特徴をご紹介します!

  1. 複合フローリング

  2. 合板に薄い木板や木目調のシートを貼り付けたものです。
    一般的にこのあと出てくる無垢フローリングに比べて安価なことが多いです。
    丈夫かつ掃除やメンテナンスもしやすいため、多くの住宅で使われています。
    一方で、風合いは無垢フローリングに劣る上に、
    長期間の使用状況によっては化粧板がはがれ、
    基材の合板が見えてしまうこともあります。

    複合フローリングは以下の3種類に分類されます。

    • シートフローリング
    • 表面に木目調のシート(オレフィン製・樹脂製など)を貼ったもの。
      経年変化や風合いは楽しめない。

    • 突板フローリング
    • 表面に本物の薄い木板(0.2〜0.6mm程度)を使用。
      シートフローリングより木の風合いがあり、
      機能性とコストのバランスが良い。

    • 挽板フローリング
    • 表面に本物の厚い木板(2〜3mm程度)を使用。
      無垢フローリングに近い質感を実現。

    一般的に上から順にコストが高くなるので、
    予算を踏まえて検討しましょう!


  3. 無垢フローリング

  4. 一本の自然の木(無垢材)から板を切り出して加工した床材です。
    天然木材からできているので、木が本来持っている質感やぬくもりを感じたり、
    経年変化を楽しんだりすることができます。
    さらに、無垢フローリングは素足で触れてもヒヤッとしにくく
    足触りが柔らかいこともメリットです。
    傷がついても基材が見えず、削り直すことで修復することもできます。
    一方、定期的にメンテナンスしないと変形や汚れが起こりやすかったり、
    複合フローリングに比べてコストが高いといったデメリットもあります。
    広葉樹と針葉樹、また樹種によっても特徴が異なります。

    主な樹種の特徴

    【広葉樹】

    • ウォールナット
    • 世界の三大銘木の一つといわれている高級な木材。落ち着いた深みのある色合いで、シックで重厚感のある空間に合う。反りやねじれなどの変形が少なく、加工に適している。

    • ブラックチェリー
    • きめ細やかで、なめらか。手触りがいい。経年変化で色に深みが出て最終的にレッドブラウンになる。

    • メープル
    • 広葉樹の中でも特に硬くて丈夫、摩擦や衝撃に強いのが魅力。きめ細かく、明るくさわやかな色が特徴的。シンプル・ナチュラルな空間にマッチする。

    • オーク
    • 日本でいうナラ。丈夫で耐水性や耐久性が高いが、加工がやや難しい面もある。

    • チーク
    • 硬くて強度があり、害虫にも強く、耐久性が高い。木肌が美しく、経年とともに色に深みが増し、最終的に飴色に変わる。

    • クリ
    • 硬く、傷が付きにくい。最初は明るい色味だが、しだいに飴色になっていく経年変化が美しい。チークやオーク、ブラックチェリーなどと比べて安価。

      【針葉樹】

    • 縦方向の力に強いのが特徴。木の中心部と周辺の色が異なり、境目がはっきりしているが、経年で馴染む。材質は柔軟。

    • ひのき
    • 代表的な国産材の一つ。反りやねじれなどの変形が少なく、加工に適している。材質は柔軟で耐水性が高いのが特徴。香りもいい。


  5. フロアタイル

  6. タイル状になった塩化ビニール製の床材で、1枚ずつ並べて設置します。
    同じ塩ビ製のクッションフロアとは違い、クッション性がなく硬いのが特徴です。
    耐久性・耐水性が高く、色柄も豊富で、表面に凹凸加工を施して素材感を演出することもできます。
    クッションフロアよりもコストは高めで、
    硬いため割れる可能性があります



  7. 畳は、い草を編んで作られた日本古来の床材です。
    木材などに比べると弾力性が高く、座ったり横になったりしてのんびり過ごす事ができます。
    また、い草の香りによってリラックス効果があったり、
    快適な空間を作り出す調湿効果があるのもメリットです。
    一方、カビやダニが発生しやすかったり、日焼けが起こりやすいのがデメリットです。
    一般的な畳の他に、モダンな雰囲気が出せる琉球畳も人気で、和紙でつくったもの、ポリプロピレン製のものなど、素材によっていくつかの種類があります。


  8. カーペット

  9. ふかふかとした感触のソフトな床材です。
    クッション性と遮音性が高いので、
    高齢のご両親や小さなお子様がいるご家庭に向いています。
    また、保湿性に優れているため、冬の時期でも足元が冷たくなりません。
    デメリットとしては、水や食べ物をこぼしたときの掃除が大変なこと、
    経年劣化しやすいことが挙げられます。


  10. クッションフロア

  11. 塩化ビニール製の1.8~3.5mmくらいの厚さの床材です。
    防水性が高いので、水などをこぼしても簡単に拭き取れます。
    また、クッション性が高く怪我をしにくい、コストパフォーマンスに優れているといったメリットもあります。
    一方、安価で取り入れやすいものの見た目の高級感に乏しい、凹みや変色が起こりやすいといったデメリットもあります。
    ただし、近年は木目調やコルク風など、見た目が改善された製品も登場しているため、
    メリットを活かしてうまく取り入れたいところです。



さて、これまで床材の種類や特徴について書いてきました。
次回は家のそれぞれの空間でどんな床材が適しているのかを
解説していきます!
お楽しみに!!
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